京都には宝くじが当たる!と評判の知る人ぞ知る人気の神社があります。テレビや雑誌にも度々紹介される神社で、その名を「御金神社」といいます。「おかね」と読みたいところですが、「みかね」と読み、金属をつかさどる神様、金山彦神(かなやまひこのかみ)をお祀りする神社です。日常生活で利用する鍬や剣など金属全般の神様ですが、現在ではもっぱら金運がアップする神社として全国各地から参拝客が絶えません。
いかにも金運がアップしそうな金色の鳥居
御金神社は二条城のすぐ近くの住宅街の中にあります。なかなか見つけにくい場所にありますが、住宅街を歩いていくと突然、金色に輝く鳥居が出現します。平成18(2006)年4月に完成した金箔を施した鳥居で、本殿の鈴緒(すずお)も鳥居と同様に金色になっています。
御金神社ではイチョウの巨木が神木とされていることから、イチョウの形をしたたくさんの絵馬が奉納されています。絵馬には宝くじの当選、競馬競輪の勝利、借金完済のお願いなど、なまなましい絵馬が並んでおり、中には「宝くじが当選した!」という報告の絵馬もあり、ついついよその方の絵馬に見入ってしまいます。
有名芸能人も密かに参拝するらしい
テレビや雑誌で紹介され全国的に有名になった御金神社ですが、芸人で手相やパワースポットなどで有名な島田秀平さんなど芸能人も密かに参拝されるそうです。全国から訪れる参拝者のために金色の鳥居をライトアップし、夜間も参拝者を迎え入れています。
宝くじがあたると評判の「福財布」
そして御金神社で有名なのが「福財布」。御金神社で授与される縁起物の財布ですが、宝くじを入れておくと当選するといわれ、京都出身の芸人宮川大輔さんも御金神社の「福財布」を愛用されているそうです。
京都には伏見稲荷大社、上賀茂神社、下鴨神社など観光客がたくさん訪れる有名な神社が数多くありますが、御金神社のような小さくても面白い神社がたくさんあります。近くにお立ち寄りの際は是非、御金神社にお参りください。